2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥肌が生まれる卵、の話。

あたしがここに記すのは、いつだっていつだって二番目に心を占めていることで。あたしのちっぽけな胸を最も締め付けるのは、まだ言葉にならず、ぞわぞわとうごめく 音にしかならない鳥肌の卵たちなのです。

後悔が伝う歌肌で、の話。

歌われなかった歌が今日 生まれ、こぼされなかった笑顔と一緒に、 潮の香りに包まれながら貝塚の深く奥底で、 これからの1000年が通り過ぎるのを、 ただただ歌肌で感じようと決めたのでした。