2013-01-01から1年間の記事一覧

仕事と自分の間の距離を計る、の話。

何か目的のためにお金が必要だから仕事して、その仕事が楽しければラッキーぐらいの位置づけの方が、私と仕事の距離感はちょうどいいのかもしれないなあ。これまで、仕事で楽しいことをしよう!という考えしか持っていなかったけど、仕事で何をすることにな…

ここ1ヶ月の鑑賞生活。

<観た映画> 『熱波』 『ジンジャーの朝』 『ポルトガル オムニバス映画』 <読んでいる本> 『本を書く』 <観劇> 『女優の魂』 『前向き!タイモン』 <ライブ> The Desktop Error My Bloody Valentine

名を与えるという愛情、そして息苦しさ、の話。

今日からドラマトゥルクについて考える講座に参加し始めた。ドラマトゥルクとは何であるか。そのことを深く考えてみる講座なのだが、これは演劇界の用語であり、作品と観客を、演劇と社会を、古典と現代(など)をむすぶ立ち位置を指す。これからどういった存…

めるみほしきなお芝居9 〜1900年〜

ベルナルド・ベルトルッチの『1900年』、316分の超大作。3日に分けて鑑賞しました。3世代に渡る地主と農民の関係が、ファシズムが台頭し崩壊するまでの流れが、また、同じ日に偶然生まれた二人の男の人生が、壮大なスケールの中の、たった二粒の人生が、どち…

体が言葉の意味を教えてくれる、の話。

体調を崩してから2年ほどが経ち、去年から働き始めたりはしてきたけども、最近ようやく体質が改善され、体の反応が少し変わり始めたように思います。 その変化の一つとして挙げられるのが、頭で言葉の意味を捉えるのではなく、体に言葉の意味を教えてもらう…

マイナスな感情が自分を救う、の話。

ブログを再開した理由のひとつは、とても恥ずかしいのだが、自分の好きなことをしっかり認識できている上に、それで自分の居場所を着々と築き始めている知り合いたちに嫉妬した、という下らないものだ。 でも、嫉妬や嫌悪という感情も、無視してはいけない体…

もやもやのかくれんぼ、の話。

画面に向かえば、何か言葉が出てくるの思ったのだけど、どうやら、そのもやもやはどこかに転移してしまったようだ。自分のもやもやがどこにあるのか探さないといけないなんて、情けない。仮に見つかったとして。体が示している反応は、どうやって体外に取り…

ブログをパッチワーク、の話。

ひとりひとりのブログをつなぎ合わせて、一つのものとして見せたら面白いだろうか。一日一人で365人集めてもいいし、なんでもない一日に対する複数人のブログでもいい。

めるみほしきなお芝居8 〜パプリカ〜

いよいよ、お芝居という言葉がそぐわなくなりました。『パプリカ』は筒井康隆原作のアニメーション映画です。とにかく、まずは音楽が素晴らしいです。平沢進。 未来の話をしているはずなのに、どこか懐かしい気持ちにもなる映画。何ででしょう。ここで描かれ…

めるみほしきなお芝居7【ネタばれ】 〜ポンヌフの恋人〜

カラックスの中でも、最も有名であるこの作品。映画にしか出来ない表現がふんだんに盛り込まれています。 カラックスの映画では『歩く/動く』というモチーフがとても大切にされている。デビュー作からそのシーンは登場し、『汚れた血』では象徴的なシーンへ…

めるみほしきなお芝居6 〜惑星ソラリス〜

ようやく、初タルコフスキー。水の色がとにかく魅惑的な作品でした。 焦点の当て具合が、映画と原作では異なっていましたが、それでも、映画は映画できちんと引き締まった内容でした。原作で描写されるソラリスそのものについても、欲を言えば、もっと触れて…

めるみほしきなお芝居5 〜マッチポイント〜

ウッディ・アレンが初めて前編を通じて、アメリカを離れて撮影した作品。いつもながらのコミカルな会話やテンポは一切排除され、その土地、そこに住む人々にふさわしい空気が流れていく。最後の10分ほどでの畳み掛けに、彼ならではのぴりっと辛いユーモアが…

プラスな悩み方に、の話。

人のうにうにやコンプレックスに立ち合うことは、慎重に行うべきだけど、でも、悩むこと、を面白がったり、楽しめるようなものにしたいな。

他人の発信との付き合い方、の話。

私はこう考える!、の発信よりも、あなたはどう思う?、の問いかけができる作品と出逢いたい。 身も心もぼろぼろになって、それまでのように、美術館に行ったり、小説を読めなくなってしまった頃、気づいたのは、私は考えていた以上に他人がどう考えているか…

めるみほしきなお芝居3 〜アニー・ホール〜

過去の私、「映画=お芝居」という捉え方をしているのか、、と少し赤面。早いところ、タイトル変えます。。 突然、映画が観たかったので、何枚かDVDを借りてきました。このところ、映画は映画館で鑑賞していたので、DVDで観るのは久し振り。 まずは、ウディ…

めるみほしきなお芝居4 〜スタンド・バイ・ミー〜

続いて、朝ゆったりできる時間帯に観ました。中学生以来に鑑賞しましたが、、、この映画、本当に名作で驚きました。何でもないシーンなのにぼろぼろ泣いてしまい、1/3ほど号泣。また、後で編集しますが、、少年の友情、というものは、きっと私には永遠に分か…

もくもくリセット、の話。

子供のころ、ぼんやりしていると、よく天井や壁に、靄(もや)のように広がった光の残像が視界に入り、邪魔をしてきた。薄ピンクと黄色と一滴の黄緑を混ぜたようなもくもく。目を背けても背けても、気がつくと右上の方で踊るように居座っていた。長いこと、私…

言葉との距離、の話。

書くことを諦めてから、随分ブログから離れていた。具合を悪くし、あえて身も心もボロボロにしていく過程で、頭の中にあるイメージを言語化する機能が著しく低下し、ぐちゅぐちゅのまま、どんなかたちにも昇華されずに、ねとねとと体内に残るようになった。…

ラベルから自由なのは、の話。

アートとか、美術とか、演劇とか。文学なのか、音楽なのか、映像なのか。そういったラベルを貼る作業が好きな人はきっと誰もいないのに、それらの表現を支える人たちには、その垣根を無視する選択肢はないようで。そういったことから唯一自由になれるのは、…

表現することを覚えたなら、の話。

「明日、この村を出ることになったら、 まずは、自分を表現するすべを身につけなさい。 そうすれば、どんなに辛い出来事に遭遇しても、 その辛さに苛まれながらも、このことを表現できたら、 どんなに素晴らしいかと、わくわくすることを止められなくなる。 …

ふたたび はじまりの記憶、の記録。

いつからか、書くことをあきらめていました。でも、やっぱり書くことと向き合いたい。またしても、自分にとってのはじまり、を記録しています。 キャラメルソースみたいに、ほろ苦く絡まりあっても、今、を始め直すしかないのです。 カタカナで言えば「アイ…

、の話、のリスト。

こうやって、またブログを書きたいと思ったのは、おそらく自分が何を考えているか、もう少し目に見える形にしたいから。その「何」を自分のためにリスト化します。 ・『よみびとしらず』、について・まなびば、について・好きなもの (本・音楽 などなど) に…