文学論をひとり遊び、の話。

小説家である著者が生み出した架空の小説家が、
作品の中で意気揚々と、著者本人が普段口にする
文学論や作家論を登場人物相手に戦わせる。


という劇を著者がひとりで演じ分けているのです。


そういうひとり遊びの楽しさを
あたしも少しばかり知っている気がします。


追伸
アフリカ文学とオーストラリア文学の共通点。
国外の人に国内の事情を伝える通訳文学になりがちだと。
でも、そう指摘できてること自体は
国内の読者を意識できている証だと感じました。


『エリザベス・コステロ』さんへ

(南アフリカ/オーストラリア)