天空人な日本人、の話。

空を自由に飛びたいなぁ、(ドラちゃんのオープニング曲)を実現している方がいます。
多胡光純さんです。
『天空の旅人 多胡光純』 http://www.tagoweb.net/
今日も久し振りに見かけました。
素敵です、ハングライダー部に入りたかった頃を思い出します◎
今回の旅は、奈良の吉野山・岐阜の白川郷鳥取の大山付近でした。
地理が(も?)苦手な私には、いいお勉強にもなる番組です。


モーターパラグライダーを使うのが、多胡さんスタイル。
彼のそんなタケコプターは、ガソリン10リットルで2時間飛ぶことが出来ます。
多胡さんはちゃんと2時間以内に着地出来るように、毎回コースを考え、風向きが変わるとコースも変更せざるを得ないので、いつでも風の声に耳を傾けているわけです。


彼は、3年間かけて日本の紅葉の映像を空から収め続けてきました。
そして、今回の放送が最終回だったようです。
(興味がある方は、12月3日にもNHKBShiでの放送が決まっています)
彼と大自然との距離の近さは必見ですよっ。
山や木々にぶつからないかなとハラハラしながらも、あんなにまで近づけることを羨ましく思います。
人間を恐れている山たちも、多胡さんには心を許しているようです。
彼の前では、サクラも紅葉していました。(桜紅葉です)


しかし、それもそのはずです。
多胡さんは、自然のありのままの姿をただ見つめ、そして見つめ続けているから、そういう相手だと分かれば、自然だってありのままの姿をどんどん見せたくなるはずです。


でも、この「自然を見つめる」、「自然を見つめ続ける」こと。
一見容易に出来そうなことが、どうしてこんなにも出来ない生活なのでしょう。
と、ちょっぴり考えつつも、やはり日本にはまだ世界に誇れる大自然が残っていて、それは「自然を見つめる」、「自然を見つめ続ける」ことが出来た結果だと嬉しく思える番組でした。


最後に、モーターパラグライダーにちなんで。
『♪グライダー』/capsule