言葉との距離、の話。
書くことを諦めてから、随分ブログから離れていた。
具合を悪くし、あえて身も心もボロボロにしていく過程で、
頭の中にあるイメージを言語化する機能が著しく低下し、
ぐちゅぐちゅのまま、どんなかたちにも昇華されずに、
ねとねとと体内に残るようになった。
心身は回復してきているが、その後遺症は、今でも残っている。
以前より、言葉に考えや思いを託すことが苦手になり、
また、その行為に疑いを抱くようになっていた。
でも、最近それでも自分の一部を体内から取り出して眺めてみることが、
最初の一歩になるのではと思えるほどに、言葉にまた近づきたいと感じるようになれた。
こうして、今またブログを始めている。