音のないメロディ、の話。
昨日聞いた話で、
音に敏感である才能と、
メロディのセンスに長ける能力は、
別のものであると知った。
言葉感覚が鋭い人と、
ストーリーを紡ぐことが得意な人も
違うのだろうか。
それらの能力が独立していること。
その片方だけを持っている人も存在すること。
無数の点はひとりでに線にはならないのだ。
それを線にする人がいるから、線になる。
また、一本の線を無数の点に分解することも出来ない。
神様は自分だけ完璧な存在に見立ててずるいなと思うけれど、
自分の知らない世界を見せてくれる存在がいないのは、
きっとつまらない。「生きる」ことが出来るのは人間の特権なのだ。