両想いなのに片側想い、の話。

両想いなのに片側想い、という幾何学模様は存在します。


そして、その図柄を美しいと思い込みたいあたしこそが、
他でもない そのタペストリーを織る張本人だという事実も
どこにも逃れられずに、絨毯のそばを舞う埃として存在しています。