その甘い汁は、の話。

その甘い汁、は
それはそれはきらきらしていて。


無意味に、不必要に
輝きに満ちているけれど


間違いなく今この瞬間のあたしが
何よりも一番未来に放り投げたい
そんな滴りなのです。


それは遠い昔から息づいている
あたしが生まれる前から芽を出している
あたしのかけらなのです。