じゆうさくぶん

ちっぽけで、いとおしい、の話。

去年までのナツは、空白の日々をイロトリドリに埋めていく季節だったので。今年の夏は、夏休みを取らなかったこともあり、 過ぎてゆく一日一日が、「タダノアツイヒビ」になってしまいそうに。 それでも、ナツはひょっこりと、時折、顔を出していた。 8がつ…

イロアセナイものは、の話。

6月18日。その日は、ポール・マッカートニーと筑摩書房のお誕生日で、 文藝春秋の社長さんが代わった日でありました。 そして、私はずっと大好きだった装丁家夫妻と初めてご対面、したのです。 ということを、6月22日に知らせてみる。 何月何日の出来…

メガネの買い揃え・理想的なマスク、の話。

たった今、言葉にするきっかけをもらったので、文字に起こしてみました。ここ数週間、まちづくり、に対する姿勢を自分なりに考えています。その姿勢がある程度身についてるから入社したのではないのですか?と思われるかもしれません。でも、私の場合は、文…

テントの張り場所、の話。

やっと。最近やっと、家でも時間が持てるようになりました◎会社は楽しいです、まいにちまいにち。学びながらお金がもらえる、という人生で最も得をしているかもしれない1、2か月を送っています。特に最近は毎日、現場であるまちを歩かせてもらって、頭が使え…

To be child. or not to be child、の話。

大人なのか、こどもなのか。今朝、こんな番組の再放送を見ました。 爆笑問題のニッポンの教養「『大人になる』ということ」 http://www.nhk.or.jp/bakumon/news/20090317.html http://www.nhk.or.jp/bakumon/ 個人的には、この番組での討論の前提と違う考え…

隠し味が入った編集、の話。

新刊、出ます。 村上春樹「1Q84」 http://www.shinchosha.co.jp/murakami/ オーウェルは今後もずっと言及される人になるのでしょうか。すごいことですね。「1984」のレスポンス作品(になっているかどうかは分かりませんが)ということで、時代を超えた二人…

おうちに帰ろう、の話。

やっぱり、との改めがモチベーション。 むかし描いていた「接続詞を絵にしてみようシリーズ」の一つです。やっぱり、はおうちに帰るイメージです。 何かを続けるのは、やっぱり、の喜びがあるからで、またそういうものを提供することが必要とされている気が…

雪やこんこん、の話。

今日の雪は積もりませんでしたが、私の中ではある考えが雪だるまのようにどどーんと居座っています。 考える必要のないことだ、と考えては雪かきしてきたのですが、雪が積もる速度はどんどん増すばかり。 あっという間に元通りの雪だるまが復活するのです。 …

人々の中での美術の位置づけ、の話。

今日は、某美術館に勤めている方にお話を伺いました。 その方は、私が興味がある「アート活動の基盤整備」(というと大袈裟ですが)の仕事の一つとも言える資金調達のお仕事をされています。そういったお仕事にまつわる具体的なお話がたくさん聞けて、本当に…

ブキかテキか、の話。

考えていることをつらつらと、とにかく書いてみました。 最近、ネット離れをしてしまいました。 もともとパソコンはあまり得意ではないのです。でも、ネットにつながないと出来ないことも多々あるので困っています。このネット離れの波、時々訪れるのですが…

こつこつ、こそこそ、の話。

よくよく考えると、校正と打ち込み系の音楽は突き詰めていく作業という観点で似ていると思われます。 その相手が文字か音かというのが違いなのですねん。 その前提で考えていくと、旋律も文章も本当に似ている部分が多いわけです。 いずれも、理論に基づいて…

分かりにくい手段、の話。

・アートは手段である ・アートは得体が知れないものである という前提の旗を、私は掲げています。 手段、であるということ。 つまり、作品をつくること自体が目的になるのではなく、それをつくることによって何が起こるかが重要だと思います。 それをつくる…

急ぎ足を止めたものは、の話。

さっきはあんなことを書きましたが、今日渋谷駅を歩いていて感動しました。 というのも、岡本太郎さんの「明日の神話」が出来てから、みんな急ぎ足を止めるようになったのです。 何人もの人が携帯にその絵の写真を収め、今日通った時は、カップルが通り道の…

普通が一番、の話。

グルメ、のお話というには大それているのですが。。 食に関するちょっとしたひとりごとです。 あつあつのほかほかだったり、 ひえひえのきんきんだったり、 が、美味しいというのも納得できるのですが。 常温、の味わい深さもあると思いませんか。 熱さや冷…

あの時日本にいなかった、の話。

筑紫さんの追悼番組で、彼がキャスターを務めていた時の様々な事件を振り返っていたのを見て。 度々思い出すことなのですが、私は、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件があった当時、日本にはいませんでした。それって、日本人としての人間形成に影響している…